新型コロナウイルス感染症に罹ったら抗炎症薬(イブプロフェン、コルチゾンなど)の薬を飲まないようにと言われてます。ちなみにイブプロフェンは非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)と呼ばれるもので解熱効果があります。ロキソニン(ロキソプロフェン)、ブルフェン(イブプロフェン)など感染症などの熱が出る病気のときにはよく処方される薬剤であり、ロキソプロフェンはロキソニンSという商品名で市販薬が発売されています。
・新型コロナと診断される30日前までにNSAIDsを飲んでいてもおそらく重症化とは関連しない
・インフルエンザや敗血症ではNSAIDsを飲むと死亡率が高くなるという報告がある
・感染症の際に熱を下げる手段としてクーリングとアセトアミノフェンの使用は比較的安全である